FixedBnr

梅雨時の注意は

2019/06/29

レゴラスハウスの店長、ビーグル犬のフロドだよ。

                                              

九州北部がようやく梅雨入り。観測史上最も遅かった1967年を52年ぶりに更新したんだって。

農作物にとっては待ちに待った恵み野雨かもしれないけど、いきなりの豪雨で大変なことになっているね148.png  

                                              

梅雨時は僕たちワンコにとってはなかなかお散歩にも行きづらくてストレスがたまりやすく、それに何といっても気温、湿度とも高くなり健康管理に注意が必要になる季節でもある。

                                          

梅雨時に注意したいことは

1.マダニに注意

マダニは山だけでなく、公園や、河川敷など僕たちがお散歩に行くようなところにも潜んでいる。

駆除薬の投稿だけでなく忌避効果のあるスプレーでつきにくくすることもできるよ。

.ノミ、蚊に注意

蚊でフィラリアに感染するということは知っていると思うけど、月1回の投薬で簡単に予防できるよ。

ノミにも駆除、予防薬があるから獣医師さんと相談してね。

.皮膚のトラブルに注意

湿度が高くなると被毛に覆われている分菌が増殖しやすく皮膚疾患を起こしやすくなるんだ。

この時期に多い疾患としては耳疥癬、外耳炎、膿皮症、アレルギー皮膚炎などがあるよ。

4.食中毒に注意

食べ残したフードをそのままにしておくと細菌が繁殖し、食中毒を引き起こす原因になるから一定時間経過したものは片づけてね。

                                          

【フロドの豆知識】

                                          

マダニが媒介するワンコの病気はたくさんあるんだ。

日本紅斑熱やライム病は人畜共通感染症(ズーノージス)と言われ、脊椎動物と人との間で感染し、バベシア病やエールリヒア症などのように命を落とす危険性をもつ病気になることがある。

また、大量に寄生・吸血されることによる貧血や、マダニの唾液がアレルゲンとなって痒みを引き起こすアレルギー皮膚炎や神経障害などを生じる場合もある?

                                               

寄生することが多いのは目のふち、耳の付け根、頬、首回り、前足などと言われている。  

散歩から帰ったらチェックし、もし噛まれていたら自分で駆除しないで動物病院で処置してもらってね。無理に取ろうとすると皮膚に食い込んでいるマダニの頭部がちぎれて皮膚の中に残ってしまうよ148.png